家づくり、その３－内装

冬から建築が始まって、２月には外壁に使う板材の塗装をしに工務店へ通った。


そして、４月下旬には建屋が完成。
残すは内装のみ...。
予算削減のため、内装は自分たちでやることにしたのでした。

石膏ボードのつなぎラインや、ビスにパテをうめて平にし、
壁は珪藻土仕上げ、天井はペンキ仕上げにした。
初心者が塗っても、塗りあとが気にならないような「塗り方」は何だろうか？
経験した方の話などをネットで調べ、
珪藻土は「スポンジで叩いてテクスチャをつける」という方法にした。
写真ではハッキリ写っていないが、細かい網目のような模様がついた壁になった。
室内に足場を作っておいてもらったので、
もちろん、吹き抜けのある壁も、天井までしっかりと珪藻土を。

和室の天井は、ちょっと遊び心でアレンジ。
我が家の建築が始まる直前に、友人が新居を建てていて、
彼女の家の和室は「芦」を天井に貼っていた。
聞くと、自分でアレンジしたと言う。
うちも、そんな風に何かできないか...と思い、出来上がったのがコレ↓

スタイロフォームに布を貼り、それを天井にベルクロテープで貼りつけて固定。
後々、この天井を変えたくなったら簡単に外せる。

そして５月中旬、新居へ引っ越した。
引っ越し荷物を運びながら気になる部分を発見。
２階のクローゼットは扉無しで作っておいたが、
ここの壁の角は、横を通るたびに当たってしまうようで、珪藻土が剥がれてしまう。。

そこで、薄くて細い板で覆うことにした。

ちょっとした縁どりでカントリーチックな部屋になった（笑）。

自分で内装をやってみたことで、「何でもできる人」になった気分
内装初心者の「なんちゃって内装」だけど、自分でやった分、
いつ見ても「よくやったなぁ」と自己満足に浸れるね。
逆に、最初から失敗している部分があるので、
後から「傷」つけたとしても、「元々あるからねぇ～」って思うのでショックも少ない。
経年変化で古びてきても、また直せばよいって思う。
内装をやったことで、一気に「家」との距離が近くなったように思う。

 

コメント 5

和室の天井のｱｲﾃﾞｱ、とってもｽﾃｷ☆
畳にｺﾞﾛﾝと横になってながめるたび、ﾑﾌﾌって笑っちゃいそうですね。
飽きても変えられるし、季節にあわせて、なんていう楽しみ方もできちゃいそう。
住みながら、不都合なところを直したり工夫したり、
自分たちで手をかけただけに、手を入れられる素敵なお家になったって感じます。
変化していくお家、生き物ね。
by knacke (2013-02-23 19:20) 

すごい！
“お宅訪問” したいです！！
by FTドルフィン (2013-02-23 21:12) 

ちょうど去年の今頃、休みの日に一日中黙々と木の板を塗り続けてたね。
あの時に頑張っていて良かったなぁ....と、しみじみ。
珪藻土塗りは、本当にごくろうさまでした。
また美味しいもの食べに行きましょう。
by harry (2013-02-23 23:37) 

単なる板や粉が「そこ」に「そうなる」過程には、様々な思惑と手が関わるのを
想像できない人が増えたように思います。
まるこさんは自分で手がけた分、肌で感じる部分も多かったのでは?

で、慣れない事で疲れたり大変だったはずだけど、それと引き換えに得たものは、
お金では買えない結果になったと思います。
究極の「健康住宅」って、ある意味そういうことなのかも、なんて思ったりして。
ほら、健康って自分の努力も必要だもんね（笑）
by YASH (2013-02-24 14:43) 

☆knackeさん、
ありがとうございます。友達にヒントをもらいましたｖ（＾－＾）。
そうなんです、いずれ変えるのもまたいいかなと思ってて。
和室だけじゃなくて、家の中すべて、
「変えられるところは、変えても良いかな」と思う家、楽しそうでしょ♪♪
その内、話をしてくれるかもしれませんね～。

☆FTドルフィンさん、
「FTドルフィンさんの建物探訪」
お待ちしてます（笑）。
撮影合間に、いかがでしょうか～♪

☆harryさん、
終わらないかも～なんて(^▽^;)焦りながら、
無言でやったよね～。よく頑張りましたぁ。
じゃぁ、また例のお店に行きましょ～♡

☆YASHさん、
はい。「職人さんの"思い"と"手"」を感じました。
建築仕事だけじゃなくて、あらゆるものに「作り手」がいるんですよね。
良い経験ができました♪♪
この「家」は、「一緒に過ごしていく仲間」ですね。
仲間の今後の健康管理もしっかり見ていきま～す。

by まるこ (2013-02-24 18:54)