家づくり、その２－真冬の建築

工務店の設計士君に、まず最初にこちらの間取り希望を伝え、
設計プランを２案出してもらった。
この２案とも、期待以上の「良いもの」で驚いたくらい。
田舎の工務店の息子さん。正直、期待半分...いやっ、私は期待４分の１くらいだったかもしれない。
出してもらったものを元に、いろいろ言って変えてもらえば良いから、
まずはタタキ台！くらいに思っていたから。
 見ただけで、ワクワクするような面白さや遊び心のある設計。
変形の土地をいかした家の形になればと思っていたこちらの希望を、うま～く形にしていた。
なかなかやりますねっ。
というわけで、設計士君との相性も最初から良い感じで進んでいったと思う。
最初の提案から、２階部分の間取りは変えてもらったものの、大もめすることもなかった。
設備のショールームを見に行ってプランを取り、内装設備を決定し・・・、月日は流れ、地鎮祭！
 

１２月頭。冬の間に建築となった。

雪の降る前に、基礎工事をやってもらい、年明けからは本工事が始まった。
見た事のない"建築"という作業に興味もあったし、まして"自分たちの家"はどう出来ていくのか、少しでもたくさん見たかったから、度々現場に足を運んでいた。
工務店の若い大工君が、ベテラン棟梁の助言を受けながら主になって建てていた。
若いと言っても、腕はちゃんとしてるし、だからこそ任されたのだろう。
黙々と作業する姿と、会話した時の「微笑ましい」感じに、人柄としても信頼できた。
彼も「自分がここまで任されたのは初めてです」と言っていた。
そういう機会の「家」になったことは、我が家にとっても何だか嬉しい。（嫌な人は嫌だろうけれど。）
他の大工さんたちも、皆さん礼儀正しさと優しさと清々しさとあって、
工務店さんの教育も、きちんとしているんだなと感じた。

一軒の家が、人の手で出来上がる。
シンプルに「すごいなぁ」の一言に尽きた。

コメント 5

なにもない土地に、建ち上がっていくお家を見るのは楽しいですね。
まるで生き物みたい・・・、なんだもの♫

by knacke (2013-01-27 22:18) 

素晴らしいです！

by FTドルフィン (2013-01-27 22:58) 

☆knackeさん、
コメントありがとうございます。
そうそう、な～んにもなかった平らな場所が、じゃじゃじゃ～んと家が建つと景色が一変。
徐々に出来上がっていく様子は、本当に面白かったです。
今、うちの前の土地の建築が始まりました。
これまた、どんな家が建つのか、どんなふうに組み上がっていくのか、楽しみにしているのです。

☆FTドルフィンさん、
コメントありがとうございます。
今まで全く知らなかった世界を、垣間見た感じで、楽しかったです。
この冬は、家の前の土地の建築が始まったので、
この冬も密かに楽しんでみております（笑）。
by まるこ (2013-01-28 00:08) 

お施主さん側は家を建てたり直したりなんて、やたらとあることじゃないから
工事に携わる人も含めて、いろんな事が興味深く見えるんでしょうね。
逆に工事しに行く自分達は、第一は仕事の内容だけど、やっぱりお施主さんの人柄が
気にならない事はないです。

話をして仕事を見てもらって、気に入ってもらえたのが分かれば、
釘の一本でも余分に打っておこうかとか、そういうのを「仕事で返す」って言うんですが、
気持ちは結果となって残っていきます。
図面やプランに現れない、そういう事の積み重ねも
まるこさんちをかたち作っているんだと思いますよ。

ちなみに私も初めて全部自分で墨付けして、刻んで建てた家は憶えてます。
でもそこのお施主さんは上棟の時一度会ったきりで、
それから一度も顔を見ないまま終わったなぁ…（遠い目）
by YASH (2013-01-31 22:38) 

☆YASHさん、コメントありがとうございます。
なるほど～。
我が家は、施主側と施工側と「お互いに気持ちが通じ合った」ってことですよね。
そんな気がしています。
建築後に「不満」って話を耳にしますが、うちは、出来上がった家はもちろん、途中の過程も、施工業者さんに対しても「満足」できてます。それって、幸せなことですよね♪♪。

一度も顔を見ないまま...寂しいですねぇ（＾＾;）。
うちの家を建ててくれた大工くん、忘れないですけどね～。
家に対する思い方も違うのでしょうね。

今、向かいの現場は建築が始まりました。
自分の家じゃなくても、ずっと見ていたくなるくらい、建っていく姿は面白いです。
ちらちらっと、こっそり見てます（笑）。
by まるこ (2013-02-01 09:58)